プロフィール

環境や空間、プロダクトデザインの分野において、ヨーロッパと日本で活躍しているプロダクトデザイナーです。伝統工芸の活性化にも一役を担っています。

1969年よりイタリアと日本でデザインの制作活動を始め、イタリアやドイツ、日本のメーカーなどから多くの作品を発表。薄型液晶テレビのデザインを手掛けたデザイナーとしても有名です。作品の多くは、ニューヨーク近代美術館(MOMA)など世界のミュージアムのコレクションされています。

喜多 俊之

年譜

1942年
大阪生まれ
1969年
イタリア・ミラノと日本で制作活動を開始。
1981年
ニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションに「WINK」チェアーが選定される。
工芸財団より、第9回国井喜太朗産業工芸賞 受賞。
1983年
アメリカ・プロダクトデザイン協会賞 受賞。
1984年
ニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションに KICK テーブルが選定される。
アメリカ・インダストリアルデザイン誌より、RESIDENTIAL FURNISHING 最優秀賞受賞(テ-ブル部門)。
1987年
パリ・ポンピドーセンター10周年記念展招待作家として「未来空間」を提案。
1990年
ミラノにて個展。 スペインにおいて、デルタ・デ・オロ賞 金賞を受賞。
1992年
セビリア万国博覧会日本館回転劇場のインテリア及び椅子のデザインを行う。
フィンランド・ヘルシンキにて個展。
1993年
シンガポール・デザインフォーラムにて、グローバルデザインをテーマに基調講演を行う。
第6回国際デザイン・コンペティション審査委員長を務める。
ウィーンの芸術大学の客員教授として招かれる。
1995年
通産省グッドデザイン総合審査委員長を務める。
1997年
ニューヨーク近代美術館及びパリ・ポンピドーセンターのパーマネント・コレクションに「MULUTI LINGUAL CHAIR」が選定される。
1998年
フランスのサンティ・エティエンヌ近代美術館のパーマネント・コレクションに作品13点が選定される。
1999年
フィンランドにて個展及び基調公演を行う。
2001年
ドイツ・ハンブルグ美術工芸博物館にて展覧会。
ミラノにて個展 「l'anima del design 」。
パリ・ポンピドーセンターのパーマネント・コレクションに 28 型ワイド液晶テレビ「AQUOS」と「WINK」チェアーが選定される。
ミュンヘン州立近代美術館およびハンブルグ美術工芸博物館のパーマネント・コレクションに液晶テレビ「AQUOS」が選定される。
2002年
パリにて個展。
中国国際家具見本市にて展覧会及び基調講演。
2003年
ミラノにて個展。
大阪デザインフォーラム実行委員長を務める
2004年
ミラノにて個展。
日本グッドデザイン総合審査委員長を務める。
京都芸術センターにて個展。
2005年
旭川国際家具デザインコンペティション旭川審査委員長を務める。
2006年
ミラノにて “Good Design Award 50 years” を総合プロデュース。
2009年
中国・上海にて個展 “Timeless Future”
シンガポールにて “Japan Creative Centre”を総合プロデュース。
大阪にて国際見本市 “Living&Design すまいのリノベーションTotal Interior”を総合プロデュース。
2010年
ミラノサローネにて個展 “Timeless Future”
中国(順徳)国際工業デザインアイデア博覧会にて招待出展。
中国 広東工業設計活動週 広東工業デザイン展にて招待出展。
2011年
ミラノサローネにて株式会社LIXIL “FURO”バスタブ、シャワーブースのコンセプトモデルのデザイン、監修。
東京・新宿リビングデザインセンターOZONE にて個展”Timeless Future”
イタリアにおいて、「ADI コンパッソ・ドーロ賞(国際功労賞)」を受賞
2012年
40年にわたる伝統工芸とのコラボレーションを収録したDVD「魂を込めたものづくり」が、ドイツ・ハンブルグにおいて、“World Media Festival 2012 Public Relations/Culture”部門金賞受賞。
LIVING&DESIGN 2012において「集合住宅・リノベッタ」を発表。
2013年
ヘルシンキ インターナショナルエコデザインエキシビジョン2013年度キュレーター及び審査員長として招かれる。
2014年
イタリア・ピエ モンテ州のバロッロ城にて、プレ万博2015イベントの個展を開催。
2015年
ALBAのサン・ドメニコ寺院にて、個展“IL LUSSO DELLA NATURA”が出展招待される。
2016年
イタリア「第24回ADI黄金コンパス賞」の国際審査員を務める。