Home > ジョージ ナカシマ記念館 > イベント

記念館便りブログ

記念館スタッフが、ギャラリーにまつわる近況や日々の出来事をみなさまにお届けします。

«Prev | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | Next»

2010-07-30

館長、熱く語る

7月24日、館長・永見眞一によるギャラリートークが行われました。

ナカシマと出会い、ナカシマのもの作りに触れ、長年ともに製作をしてきた館長の話に
約30名の方が耳を傾けられました。

20100730-talk1.JPG

館長が語る、今回の特別展での一番の見どころは
ナカシマ直筆の家具の提案書。
“ポカンティコヒルズの家”竣工当時、館長はナカシマからその仕事についての話を聞いたそうです。
でも施主とどういったやり取りをするのかは、想像の域を超えることはありませんでした。
それが今回展示している提案書から、丁寧で細やかなナカシマの仕事ぶりがうかがえ、
とても興味深い発見がいくつもあったのです。。。。

20100730-talk2.JPG

ナカシマとの思い出を交えながら館長が熱く語った、きっかり1時間のギャラリートーク。
熱心にご清聴くださったみなさま、本当にありがとうございました。

終了後、1階カフェでお茶を差し上げていると、
「間近でお話が聞けてよかった」というお声も頂戴しました。
館長を捕まえて(?)まだまだ話の尽きないお客様も。

瀬戸内国際芸術祭のパスポートをお持ちの方の来館も増えてきました。
10月31日までの特別展示、ぜひ見にいらしてください。

2010-07-21

「吉村順三とジョージ ナカシマ 建築と家具展 〜ポカンティコヒルズの家〜」開幕!

梅雨が明け、一気に蝉が鳴き出した昨日、
瀬戸内国際芸術祭連携事業
「吉村順三とジョージ ナカシマ 建築と家具展〜ポカンティコヒルズの家〜」
初日を迎えました。
いつもとは趣を変えた展示室を前に、私たちスタッフも新鮮な気持ちです。

精巧に作られた模型をのぞき込むと、広々とした和の空間に、
当時の暮らしぶりが想像できます。
ナカシマ直筆のドローイングからは、施主との細やかなやり取りがうかがえます。
そして、図面を描いて提案しつつも製作に至らなかった幻の家具が目の前に!

20100721-kentikutokagu5.jpg

この期間中、「ジョージナカシマ記念館」がお贈りする、5つの楽しみ’ と題して、
ジョージ ナカシマや木、自然をテーマにした様々な催しを企画しています。

みなさま、ぜひお越し下さい。

2010-05-30

父のぬくもり

新緑のまぶしい記念館に、鳥取ナンバーの車が到着。
降り立ったのは、81歳のご婦人と妹さん、その息子さんでした。
お話をうかがうと、なんと、その姉妹のおじいさまは
ジョージ ナカシマの父・中島勝治さんの従兄弟だとおっしゃるのです。

20数年前、そのことを詳しく聞きに、ジョージ ナカシマと息子のケヴィン、そして館長の3人が
鳥取を訪れたことがあるのだとか。
そのとき対応してくださったのが、この日来られた3人の方だったのです。
あいにく館長は銀座店での仕事で留守にしていましたので、お会いできず本当に残念でした。



中島勝治さんは、鳥取の従兄弟に自分が記事を書いたアメリカの新聞やお菓子など
しょっちゅう送ってくれたそうです。
「本当にものがない時代。贅沢させてもらいました。」
懐かしそうに語ってくださいました。

記念館の展示パネルの写真を楽しそうにご覧になる皆さん。
お話をうかがい、
時を超えて中島勝治さんのぬくもりを感じました。

鳥取を訪れたジョージ ナカシマも、確かに感じたぬくもりでしょう。

2010-05-06

海を渡った“Dogwood”

記念館の森のハナミズキがたくさんの花をつけ、見頃を迎えています。




ハナミズキー北アメリカ原産で英語では「dogwood」といいます。
ナカシマは、工房敷地内のハナミズキを材として
“コーンブラットケース”<KORNBLUT CASE>を作りました。
ニューホープの工房にはたくさんのハナミズキが植えられているのです。



記念館のハナミズキは、1967年 館長がニューホープの工房を訪れたときに
その種をもらい受け、植えたもの。
種を育て苗にして、当時現在の二倍あった敷地にずらりと植えたそうです。
時の流れとともにそのハナミズキも減り、
中庭に植えた1本だけが残っていました。
それが記念館を建てるときに、入り口にある森に移植を余儀なくされたのです。

大切な大切な思い出の樹。
しっかり根付いてくれるかどうか、心配でした。
渇水もありましたが、なんとか去年は花をつけ、みんなをほっとさせてくれたものです。

そして、今年...
去年よりもたくさんの花をつけ、さわやかな新緑の中に立っています。

館長がスケッチをするからと少し切って持ち帰りました。
記念館にもお裾分け。



記念館に展示してある“コーンブラットケース”は、桐材を使ったものですが、
海を渡って根付いたdogwood・ハナミズキを見て
ニューホープの工房に思いを馳せていただければと思います。

2010-04-02

第2回ジョージ ナカシマ記念館茶会

3月28日(日)、
心配されていたお天気にも恵まれ開催された
第2回ジョージ ナカシマ記念館茶会。

「花と民芸」のテーマのもと、桜、椿、牡丹、菜の花、ほかたくさんの美しい花香る華やかな会場に
130名を超えるたくさんのお客様がご来場くださいました。



館長 永見眞一が亭主を務める裏千家のお席は、
ブラックウォールナット無垢板を天板に使用した立礼台に古民芸の道具。

  


桜製作所社長 永見宏介が席主となる武者小路千家のお席は、
三畳ほどの空間を結界とした小間でのしつらえ。
千宗屋さんの構想で桜製作所が製作した茶机<天遊卓>と、
桜製作所の新作茶道具を使いました。

 


会記

床    館長 永見眞一 書 香衣満
花入れ  栗古材 栗林公園太鼓橋
花    牡丹
香合   つばき文様  みずめ桜、けやき
練香   此花 宗守好み
茶机   天遊卓
釜    手塚圭成 車軸 富貴ノ図
水指   亜米利加胡桃と柊
薄器   亜米利加胡桃と柊
茶碗   玉藻焼 黒楽
 替   内田鋼一 唐津風
 替   紀州葵窯 玄悦写し
茶杓   松平邸お庭の桜を以て作る
蓋置   亜米利加胡桃
建水   樺桜
菓子器  亜米利加胡桃と紫檀
菓子   三友堂 水のさくら
茶    原オビヤ園 青雲
水    大雪山深層水




遊び心あふれる記念館茶会......
お客さまの方こそが、柔らかい感性で楽しんでくださったように思います。
実はこのお茶会、開催までには紆余曲折様々なことがありました。
その顛末記は、新作道具のご紹介とあわせて、
後日じっくりとご報告することにいたします。
«Prev | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | Next»
このページの先頭へ